こんにちは!
ゆき先生です。

少し時間が経ってしまいましたが、2020年4月に開催したおしゃべりアート鑑賞会のレポを今回はご紹介します。

おしゃべりアート鑑賞会とは?

美術館ってみなさん普段行きますか?

わたしはここ5年ほどよく行きます。

もう1つの質問。
もし行かないっていう方はなぜ行かないのでしょうか?

わたし個人の意見としては、「絵や作品の見方がわからない」という声が多いのではないかと思います。
たしかにわたしも昔は「アートの面白さがわからない」「絵なんて見ても退屈」って思っていましたが、
アーティスト活動をしている友人に誘われ渋々美術館に行ったら、「面白い!」ってはじめて思いました。

それはなぜか?
アーティストの友人は1つ1つ絵を丁寧に説明してくれました。
「この部分はこういう筆で描いてるんじゃないかな。」「この絵が描かれたときはこういう時代だったらしいよ。」「作者はこういうこと考えてたのかな?」
話を聞く前はただのへんてこりんな絵だったのに、友人によって意味付けされた絵は一気に「面白い絵」となりました。
その日を堺に当時東京にいた私は面白い展示や有名なアーティストの企画がある度に美術館に足を運ぶように。

少し前置きが長くなりましたが・・・
おしゃべりアート鑑賞会は2020年4月にオンラインで開催したみんなで1つの絵を見て色々な発見をし、発表し合うワークショップです。
名前からもわかるように、講師の方に見方を教えてもらいながらみんなで色々と意見を言いながら進めていきます。

講師はゆうき ヒンツェさん。(以下ゆうき先生)。
ゆうき先生は日本で色彩心理学を学び、現在はドイツに拠点を移し自由創作のアトリエ「Atelier Irotabi Kids」を運営されています。

春休み講習 Week3 講師 Yuki Hintzeさんにインタビュー!

そもそも2020年4月に当初の予定では春休み講習で開催予定であった「音を描く」というワークショップで準備をすすめていました。
ちょこっとネタバレすると、身の回りの生活音 例えばドアを開けたり閉じたりする音、お料理する音など・・・
を絵に描いてみるという考えただけでも楽しそうな企画でした。
(どこかのタイミングでレベルアップして返ってくる予定なので、ぜひお楽しみに!)

しかしコロナウイルスの感染拡大ということで、春休み講習ができなくなってしまい
他のワークショップ同様に全てオンラインに移行を余儀なくされてしまいました。。

とくに絵を描いたり、それを共有したりなオンラインでは少しむずかしい。
オンラインにしたことで人数も大幅に増え、内容を大幅変更となりました。

そこでゆうき先生にご提案頂いたのが「おしゃべり鑑賞会」でした。
以前のわたしのようにただ闇雲に絵を眺めるのでなく、様々な角度から見てみたり絵のバックグラウンドを知ることでより絵を見たり描いたりするのが楽しくなる、ということを目的としたワークショップです。

当日の様子

今回も1週間に2回開催し、約30名近い方々にご参加頂きました!

ワークショップでは、まず最初にある1枚の絵を見ました。
著作権など大人の事情でここには出しませんが、もし興味ある方は
「ジュゼッペ・アンチンボルト ウェルトゥムヌスに扮するルドルフ2世」と調べてみてください。

簡単にご紹介すると、遠くから見るとおじさんの絵。でも近くに寄ると全てが果物や野菜、植物の集まりだということに気が付きます。
だまし絵ですね。

まずは何の説明もなしに何が見えるかみんなで意見を出し合います。

おじさん?
王様にも見える
ほっぺが桃に見える・・・

などなど色々な意見ができます。

そこでゆうき先生から質問。
「そろばんとアートに違いはなんでしょうか?」

〈一同困り顔。わたしも困り顔。〉

「そろばんはいつも答えが1つです。でもアートには答えがいくつもあります。間違いはありません。」

うーん深い・・・。

ということでその後も様々な絵を見てはみんなで色々な意見を出し合います。
まずはパッと見て見つかるもの、その後は「この絵は好きですか?嫌いですか?」という直感的な感情に関する質問もしてみます。

同じ絵なのに「色んなものが詰め込まれていて、見るところによって色んなものが見えるから好き」という子もいれば
「形や絵全体がごちゃごちゃだから嫌い」

など色んな意見が出てきます。
もちろん答えは1つではないので、どれも正解。

ゆうき先生のどんな意見でもくみ取って、肯定してくれる。
一緒に聞いていて、すごく心がふわっと軽くなる。不思議ですね。

最後にゆうき先生から宿題が出されます。
「このワークショップが終わったら、発表できなかったことや自分が思ったことを紙に描いてみよう!」

ということでワークショップは終了です。
発言することも大事ですが、自分で改めて描いてみる(書いてみる)こともすごく重要なのだそうです。

みなさんから送ってもらったはっけんカードを一部ご紹介!

 

たくま画伯

色々な形が見えますね。色も少し少し塗ってあったりと面白い!

りさ画伯

こちらは文字で書いてくれました。にんにくなんて私も見つけることができませんでした!すごい!

エオリア画伯

こちらは絵と文字。
金魚が人魚になっていて、よくよく見ると面白いです。下に書いてある「わあー」っていうのも気になるところです。

 

今回は一部しか載せることができませんでしたが・・・
また絵や文字で見ると面白い発見がありますね。

ということで今回はおしゃべりアート鑑賞会のレポでした!
今回は残念ながら参加できなかった・・・という方は、なんとゆうき先生が現在「おしゃべりアート鑑賞会」コースを企画していますのでもし興味ある方はぜひご参加ください。

 

 

また6月からは新しいコースがスタート予定です。
皆様乞うご期待!!

 

投稿者プロフィール

ゆき先生
ゆき先生
日本とフィリピンで留学関連の仕事をし、2019年1月からBingo! Soroban Schoolで先生をはじめました。そろばんの先生をする傍ら現在ドイツでヨーロッパの教育を学んでいます!個人でブログも書いています。https://ykigchi.com