こんにちは!ゆき先生です。

今年の春休み講習は通学コースも用意していましたが、
残念ながらドイツのロックダウン延長ということで、昨年に引き続き完全オンラインで開催しました!

しかし、スキル探求授業は更にレベルアップをして戻ってきました。

1週目はオーストラリアでランドスケープ・アーキテクトとして活躍されている中島悠輔先生を講師としてお招きし
「植物図鑑を作ろう!」講座を実施しました。

ゆうすけ先生に関する詳細はこちら

2021年春休み講習Week1 講師 中島悠輔さんインタビュー!

ランドスケープ・アーキテクトって?


ランドスケープ・アーキテクト
とは、公園やお庭に特化して設計から施工まで幅広くデザインする職業で
その土地の天候や地形、植物の生態等も加味してデザインをするお仕事なんだとか。

建物を設計する建築家と比べると、より植物や自然に関しての知識も必要になりますね。

こんな感じで設計図も平面でどこにどんな植物を植えるのかも決めていくそうです。

植物図鑑を作ろう!講座って?

まずはランドスケープ・アーキテクトの仕事を知る前に
植物についてもっと詳しく知ろう!ということで1週間にわたりお気に入りの植物を選んでもらいました。

家の近くに咲いていたお花や、家にあったサボテン、ちょうど春なので桜の花を見つけてきた子もいました。

よ〜く観察して、その特徴を探します。
色は?硬さは?香りは?

絵を描くとさらに、細かいところにも気が付きます。

さらに3日目にはその植物のタイプを調べました。

悠輔先生に用意してもらった4つのタイプ。

  • からっとひかりタイプ:乾燥していて、太陽が多い地域で育つ植物 砂漠や砂浜の近くにある植物等
  • からっとくらやみタイプ:乾燥していて、太陽が少なくても育つ植物 観葉植物等
  • じめっとひかりタイプ:水が多く、かつ太陽が多い地域で育つ植物 水辺にある植物等
  • じめっとくらやみタイプ:水が多く、太陽が少なくても育つ植物 熱帯雨林にある植物等

みんなに選んできた植物はいったいどのタイプかな?
色んなサイトやアプリを使ってさらに詳しく見ていきます。

そして最後にはみんなの植物を集めて、この世で1つの植物図鑑が完成しました!

みんなの個性が良く出ていてすごく素敵ですね。

最終日には、実際に自分たちで見つけてきた植物を使い
ランドスケープ・アーキテクトの仕事でもある公園の設計もしてみました。

悠輔先生に用意してもらった、公園の設計図です。

川の近くはどんな植物が良いかな?
建物の影にはくらやみタイプの植物が良いかな?

みんなで相談しました。

参加者の声

7歳の男の子
7歳の男の子
いつも使っている公園やお庭も1つ1つ設計している人がいるなんて考えたこともなかった!
親子で参加の方
親子で参加の方
庭や公園を設計する仕事があるのを初めて知って、興味を持ったようです!とてもおもしろかったです。

その他にも、お花の絵を描くのが楽しかった、お花をこんなによく見たのははじめただった。

等々たくさんの声を頂きました!

わたし自身も普段歩いている道も「こんなところにお花が咲いていたんだ。」と新しい発見があり
いつもの風景が違って見えました。

ぜひ今後も植物や自然に科学に関する講座をどんどんできると良いですね。
春休み講習Week1のレポートでした!
Week2は宇宙に関する講座、どんな発見があるか今から楽しみです。

投稿者プロフィール

ゆき先生
ゆき先生
日本とフィリピンで留学関連の仕事をし、2019年1月からBingo! Soroban Schoolで先生をはじめました。そろばんの先生をする傍ら現在ドイツでヨーロッパの教育を学んでいます!個人でブログも書いています。https://ykigchi.com