いよいよ春休み講習まであと少し!
今回は2週目に開催されるデザインワークショップの講師、中川 有武さん(以下ありたけ先生)にインタビューしました。

ありたけ先生は実は3年前に実施した夏休み講習でも講師をして頂き、大好評だったため今回2回目の登場です!

春休み講習に関する詳細はこちら

ありたけ先生はデュッセルドルフのお隣の街ケルンでTAPA creativesというデザイン事務所でデザイナーとして活躍されています。
「デザイナーって一体どんな仕事?」そう思う方も多くいらっしゃると思いますが(わたしもそう思っていました!)
会社のロゴやHPなどのデザインから自転車に使うアクセサリー類のデザインまで幅広いデザインをされているそうです。

1.どうして今の仕事をしようと思ったのですが?きっかけなどあれば教えてください。

いまの仕事をはじめるずーっと前はスキーが大好きだったので、プロのスキーヤーになりたかったのですが(今でもそう思っています)、
よく考えると夏は何をするんだろう?って考えはじめて・・・

でもその頃流行っていたチョロQ(車のオモチャ)にハマっていて、その当時スペシャルモデルという特別かっこいい車を作った人がデザイナーという職業だと知り、その人の他の作品を見るうちにデザイナーへの憧れが芽生えたのがキッカケです!

引用:https://blogs.yahoo.co.jp/REDIRECT/r34gtr_nurspec

ドイツに来たきっかけを簡単に教えてください。

日本の大学を卒業後、海外でもう少しデザインの勉強をしようと思いました。
アメリカ、イタリア、スイス、フランス、オランダ、ドイツを実際に回り、色々な学校をみました。

その間、ちょうどイースター休みがあり今住んでいるケルンには学校をみる予定はなかったのですが、休みが明けるまでちょっと観光でもと思い立ちよりました。
日本の知人の紹介でケルンに着いたら電話してみてと言われた方に電話をすると、「今ケルンならコーヒーでも飲みましょう」っと・・・。
結局、その方のお家で2−3日お世話になったのですが、その方と今まで学んできた事、これからの事など色々なお話をしました。
しばらく話をすると、「ケルンにも新しく出来た面白いデザインの学校があるよ」と教えていだだきました。
その学校へ行ってみると、なるほど今までみてきた学校とは少し違うアプローチでデザインの教育が行われていました。
ケルンの町の雰囲気も、この学校もすっかり気に入りました。
どうやったらこの学校に入る事が出来るのかを聞いたところ、「興味があれば来たら?」と言われました。
その時初めて、その方がこの学校の学長だと言うことを知りました。それまで色々と話した事は、思えば面接試験の様なものだったのですね。
そして、こうした人との出会いに恵まれた事が、ここドイツへ来るキッカケだったのだと今では思います。

いまのお仕事で楽しいこと、一方で大変なことは何ですか?

楽しい事、嬉しい事が沢山ありすぎます!

やはり自分のデザインしたものを他の方が気に入って使用してくれたりするのを街中などで見かけると嬉しいですね!

↑こちらがありたけ先生がお手伝いしている自転車アクセサリーのメーカー。どれもすごくおしゃれ!

4.一方で大変な事、辛い時はありますか?

モチベーションの維持が大変だったり、辛かったりする事があります。
そんな時は出来る限り楽しい事、嬉しいと思う事をお仕事に出来ないかなーって考えるようにしています。何かをしていて楽しい時は我を忘れたり、練習が苦にならなかったり、自然と長続きしたりしますよね。

4.小学生の頃の夢はありましたか?もしあれば教えてください

もちろん最初からデザイナーになりたい、って考えていたわけではなく
最初はパイロットになりたいと考え、気がついたらパン屋さんでパン職人。
そしてタクシーの運転手も面白そうだな〜って思った時期もあったり、コックさんとしてレストランで働くことも考えたことも。

とにかくいろんな職業に興味がありました

夏休み講習に参加する子ども達にメッセージをお願いします!

デザインってなんでしょう?
そんなお話や体験を皆さんと一緒に出来たらと思っています。
充実した春休みを過ごせるように色々な事へ挑戦や体験をしてほしいなと思います!

以上ありたけ先生のインタビューでした!
それでは春休み講習Weeek2 乞うご期待!

 

 

投稿者プロフィール

ゆき先生
ゆき先生
日本とフィリピンで留学関連の仕事をし、2019年1月からBingo! Soroban Schoolで先生をはじめました。そろばんの先生をする傍ら現在ドイツでヨーロッパの教育を学んでいます!個人でブログも書いています。https://ykigchi.com