7月に入り2019年も残り半分、
ドイツは暑い日が続きますが、エンジン全開でがんばりましょう!

さて今回は前回の草刈麻里さんに引き続き夏休み講習特集の第2弾!
2週目に開催されるインディアンアートワークショップの講師、岡田かおさんにインタビューしました。

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岡田さんは2004年にドイツはデュッセルドルフにあるKunstakademieに入学、卒業後も舞台美術を中心にアーティスト活動を続けながら
現在はドイツの現地の子ども達にアートを通して、様々な文化や歴史、多様性とは何かを教える活動、そしてアートセラピストとして活躍されています。

岡田かおさんインタビュー

1.どうして今の仕事をしようと思ったのですが?きっかけなどあれば教えてください。
カッコいい事を述べたいのですが、正直に言えば身を任せていたらこうなりました。
まずはじめに興味を持ったのは、大学の講義やそこで出会った教授や学生達がきっかけです。

身を置いた場所が芸大だったのもあり、自分自身の生い立ちや環境を再認識する作業と平行し、”同じ人間なのにどうしてこうも異なる人間が形成されるのだろう”、と教授や学生達と接する中で考え始めたのが大きかったですね。
それをきっかけに、”社会科学においての教育”という講義も取るようになりました。
また、その時期に焦って取った講義(単位を取るのに授業数が少なくてすむ講義を選んだというなんとも不純な理由)の幼児心理学では、教授がとても奇妙な人で、授業もそのご本人に匹敵する唯一無二という程変わった内容で一気に魅了されました。
その後は、”興味の向くまま”と何よりも沢山の素敵なご縁があり今に至っています!

2.ドイツに来たきっかけを簡単に教えてください。
ドイツの現代アート(特にコンセプチャル・アート)に憧れ、それを学ぶためにドイツに来ました。

3.いまのお仕事で楽しいこと、一方で大変なことは何ですか?
楽しい事、嬉しい事が沢山ありすぎます!

例えば
・子ども達と一緒に成長しているのを感じる時。
・子どもに平安の笑顔を見る時。
・子どもの個性を見れた時。
・子どもが自分の個性を誇りに思っているのを垣間見た時。
・子ども達がはちゃめちゃに楽しんでいる時。
・子どもが苦しんでいる時に寄り添えていられる時。
・子どもが自身と向き合える力を身につける為のサポートに関われていると実感出来る時。
・常に勉強出来ること、新しい事を学び続けれること。

などなど出し始めたらキリがありませんが、子どもたちと接しているときが一番楽しいです。

 

4.大変な事、辛い時はありますか?
これも色々とありますが、例えば
授業の準備やそれに関する下調べ、報告書など表には出ないような仕事も大変ですし

子ども達にアートを教えていると、たまに誤解が生まれることもあり、そういう時はその誤解を解くための修復活動なんかも大変だなあと思います。
辛いのは、苦しんでいる子供を見守る事しかできない時、力不足と実感する時ですかね。

4.小学生の頃の夢はありましたか?もしあれば教えてください
手塚治虫のような漫画家になること。
それ以外にも孤児院を建ててみたいなあと考えていました。

5.夏休み講習に参加する子ども達にメッセージをお願いします!
みんなー!!たくさん遊んでますかー?
にぎやかな子、おとなしい子、大きい子、小さい子、よく笑う子、よく怒る子、涙もろい子、優しい子、主張を持っている子、ゆっくりていねいな子、超特急並みにいつも動いている子、よく食べる子・・・
どんな子もみんな素敵な個性、・・・みんなはどんな個性がありますか?
アクティビティーを通して自分の事をもっと好きになってくれたら嬉しいです。
いろんな個性を持ったみんなに会えるのを楽しみにしています!

夏休みが楽しみになってきましたね!
まだ夏休み講習の予定がない!という方はいまのうちです!

投稿者プロフィール

ゆき先生
ゆき先生
日本とフィリピンで留学関連の仕事をし、2019年1月からBingo! Soroban Schoolで先生をはじめました。そろばんの先生をする傍ら現在ドイツでヨーロッパの教育を学んでいます!個人でブログも書いています。https://ykigchi.com