こんにちは!
ドイツはだんだんと春っぽい気候になってきましたね。
日本はちょうど卒業シーズン、そして新たな学年へと準備をしている頃でしょうか。
この春休みはそろばんを特訓したい!
そろばん以外の分野も体験してみたい!
という方はぜひBingo! Soroban Schoolの春休み講習に参加してみましょう!!
さて、今回の春休み講習1週目は「テーラーのお仕事を体験してみよう!」を開催。
その講師でもある城田真至(しろたまさよし、以下まさ先生)さんにインタビューをしました!
まさ先生は日本とベルリンで男性用のスーツを作るテーラーのお仕事をされていて、その後はドイツ在住の日本人では初の注文紳士服製造マイスターの称号を取得。現在はデュッセルドルフにアトリエを構えてテーラーとして活躍されています。
今回はそんなまさ先生に、いまの活動や子どもの頃に関して質問してみました。
どうしてテーラーの仕事に進もうと思ったんですか?きっかけがあれば教えてください。
大学3回生の時に交通事故にあい、大きな手術そして何ヶ月も入院することになり、通常の服が着れなくなる経験をしました。
退院後も病院と行き来する生活を送る中で、身体的に障害のある人も、ない人も関係なくみんなが着れる衣服を作ることが自分の将来のテーマであると感じテーラーになることを決意しました。
事故に合った当時の自分のように身体が不自由というだけで、着たいものが着れずに困っている人に寄り添いたいと思っています。
また身体の障害ある/なしに限らずテーラーとして世界でも一人前と認めてもらいたいと思い、洋服業界では最高峰といわれる注文洋服(オーダーメイドの洋服やスーツ)のマイスターになりました。
テーラーの仕事をしていて楽しいこと、一方で大変なことは何ですか?
普段のしごとで生地に触れているだけで楽しいですね。
生地は人よりも正直だと思うので、生地と対話することは心地よいですよ。
あとは純粋にものができていくという過程は見ていて楽しいです。
大変というか難しいことはお客様から預かったお洋服を補正することでしょうか。
人の体は十人十色で、補正するにもお客様が抱えている問題に対して考えられる解決策はいくつかあります。
そのいくつもある解決策の中で正しいものを選び実際に形にしていくのは理論だけでなく経験が必要だと感じます。
小学生の頃の夢はありましたか?もしあれば教えてください
小学生の時はおもちゃ屋さんになりたかったですね。
好きなおもちゃに囲まれて毎日を過ごすことを夢見ていました!
大人になっていく上で好きなものや将来やりたいことは変わるけど、その都度本気で向き合うことが大切ですよね。
講座に参加する子ども達にメッセージ!
ファッションや裁縫は男の子はあまり興味のない分野かもしれませんね。
でも洋服は普段の生活の中でもとっても身近なもので、常に自分の肌と接しています。
そんな「第二の肌」とも言える洋服の構造を知ることで何か新しい発見や興味を持ってもらえたらと思います!
まさ先生ありがとうございました!
交通事故という辛い経験を乗り超えて、自分と同じ悩みを持っている人達を助けたい!と考えている姿は素敵ですね。
公式ホームページ Shirota Bespoke
インスタグラム:
https://www.instagram.com/shirota_bespoke/
今回の講座では、まさ先生にテーラーのお仕事に関して教えてもらったり
洋服の作り方に関してご紹介頂きます!
興味のある方はぜひBingo! Soroban Schoolの春休み講習にご参加ください。
投稿者プロフィール
- 日本とフィリピンで留学関連の仕事をし、2019年1月からBingo! Soroban Schoolで先生をはじめました。そろばんの先生をする傍ら現在ドイツでヨーロッパの教育を学んでいます!個人でブログも書いています。https://ykigchi.com
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