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勉強上手な人って何がちがうの? 3
最初から読む場合は、こちら 勉強上手な人って何がちがうの?
前回のまとめ
「じゃあ、勉強が上手な人って何がちがうんだろう?」という問いに対してこどもたちから返ってくる模範解答の嵐。
「先生の言う通りにやる」
「たくさん勉強する」
「努力する」
「もともと頭がいい」
「どんな」練習をするのか聞いてみると、
基本的に与えられたものをただやるだけ
のことがほとんど。最近は、サッカーすら遊びではなく「習いごと」で、普段話してても、どうも言われたことしかやらない、ひとりでボール蹴って遊んだりしないらしい・・・
ここから前回のつづきです。
「サッカーが上手な人って何がちがうのかな?」
「例えば、シュートが上手になりたいとしたら、どんな練習をする?」
よくある答え
「たくさん練習する!」
この子は多分何も考えずに即答してます。
「たくさん練習してどんどん下手になったり怪我したりすることあるの知ってる?」
そうなんです。下手になる練習を人一倍たくさんがんばったら、誰にも負けない下手の達人になるんです。
スポーツでも楽器でもよくないフォームで練習し続けたら体を壊したり変なクセがついてしまったり。
これはそろばんでも、さらには勉強でも同じ。
誰かが言ってました。
考えない練習をたくさんやったらみごとに考えない習慣がついてバカになる。
つまり、勉強すればするほどバカになる。
確かに。漢字をまちがったまま、がんばってたくさん練習したらばっちりまちがって覚えますよね。しかも本人はできてるつもり。
漢字は一つのわかりやすい例ですが、数学の学び方を見ているとまさに同じようなケースがたくさん見られます。
話戻って、シュートが上手になりたかったら、
「こんなシュートをできるようになりたい!」(ゴールのイメージ)
「どんな練習をしたらいいかな?」(達成する方法を考える)
「なかなかうまくいかない。どうしたらいいかな?ちがうのためしてみよう。」(試行錯誤)
ゴールのイメージ → 達成する方法を考える → 試行錯誤
こどもに向けてもっと簡単に言うと
上手になる人は
考える → 練習する
考えるから「よい練習」ができる。「よい練習」するから上手になる。
一方たくさん練習してるのに上手にならない人は
練習する(練習の前も後も考えない)
考えないから「よい練習」ができない。「よい練習」をしてないから上手にならない。
何かを習得したいと思ったら、
考える → 練習する
習得したい内容 → それを達成するための練習方法
これを考える人はガンガン上達します。
でも、それが難しい、というかほとんどの子が慣れていないからできないんです。
なぜそうなってしまうかというと、、、
投稿者プロフィール
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Bingo! Soroban School 責任者
そろばん教室でこどもたちと接するのが楽しくてたまりません。
自信を持って新しいことにどんどんチャレンジする子が一人でも多くなってほしいと願っています。
中学受験専門塾、中学高校受験塾の講師として15年あまりこどもたちに接したのち、紆余曲折を経て2013年ASOBO!、2016年そろばん教室を立ち上げる。2019年いしど式に加盟、全国珠算連盟認定教師。
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