子育て、教育、社会人として

アドラー心理学は幸せを求める人にとっては、まずおおまか知っておいて絶対に損はないのでおススメです!
NHK100分de名著がとってもわかりやすいので、ぜひ聞いてみてください。
色んなことが詰まっています。

ごくシンプルに動画に出てくるキーワードでダイジェスト紹介しますね。

アドラー心理学のキーワード

結構手厳しいグサッとくるものも多いです。動画のまとめと一部解釈も入ってるので、詳しくは動画をぜひご覧ください。家事とかしながら音声聞くのがおすすめです。(私も音声だけ繰り返し聞いてました)

劣等感

劣等感は人生に立ち向かう力も生み出す

原因ではなく、目的に目を向けなくてはいけません。
人生はすべてあなたが決めているのですから。

 

意味づけ

意味づけを変えれば未来を変えられる

〇〇できない→ぼく(わたし)はできないんだ・・・と思う子

〇〇できない→これできるようになったらすごいぞ! と思う子

トラウマは存在しない。自分でトラウマだと意味づけをするとトラウマとして認識される。同じ経験でもトラウマにならない人もいる。

 

目的論

原因からではなく「目的」から考える

原因論的思考パターン:〇〇だからしかたない、〇〇できない・・・

目的論思考パターン:〇〇したい、こうなりたいから、こうしてみよう、ああしてみよう

「未来」は自分で決めていける

 

ライフスタイル

「性格」はなかなか変えられないイメージがある

「ライフスタイル」は持っている様々な考え方、あり方のセット。
3日あれば変えられる。

 

劣等コンプレックス

「そのままの自分を認めよ」

〇〇だから✖✖できない と言う人。
実際には、〇〇でも××できるパターン・実例はいくらでもある。
できないというのは自分が傷つかないために言い訳をしているだけ。

ただの思い込み、決めつけのことも多々。
やってみたらなんてことなかったなんてことも。

 

イケメンじゃないからもてない
→整形してももてなくて実は性格が悪いからだったとわかってしまうのは怖すぎる
→だから自分にとって都合のいい言い訳して一歩を踏み出さない。そのままでもいいけど、試してみてもいいんじゃない?

 

優越コンプレックス

自分に価値があると信じたい・・・

  1. 自分を実際よりも優れているように見せようとする
  2. 他者からどう見られているか非常に気にする
  3. 自分の理想を高くしすぎる

マウンティング、いじめ、不幸自慢する人

人との競争を意識してしまう場合にはこうしてみよう
→ 上を見る、上・下の意識ではなく同じ平面を歩いていると思うこと
→ 歩くスピードはちがうから前を行っている人も後ろにいる人もいるけど、優劣ではない。

 

承認欲求が強すぎる弊害

人間は自分自身の人生を描く画家である

ほめられればするけどほめられなければしない。
→ゴミが落ちている。誰かが見てれば拾うけど見てなければ拾わない。

強すぎる承認欲求 → 主体性がなく、他人の評価に依存してしまう。

 

課題の分離

自分の人生の責任は自分でとるしかないんです

人間は自分の運命の主人公である。

幸せになるには勇気がいる。

親の課題と子どもの課題の混同。

ここはよくよく注意が必要!

「課題の分離」は出発点。
こどもが勉強しない。これは誰の課題?

それで親が学校に呼び出されたら?それは誰の課題?

課題を1個1個わけて整理する必要がある。

 

共同体感覚

アドラーが考える幸せの鍵

他者を仲間と見られる。世界は優しい、と思えるかどうかってこと?

  1. 自己受容
  2. 他者貢献
  3. 他者信頼

自己受容のためのコツ ポジティブな言い換え

例)臆病 → 慎重

 

勇気くじき

  • ダメなことばかり指摘する。
  • できないことばかり指摘する。
  • 理想のこどもをイメージし、現実のこどもをそこからの引き算でしか見ない。
  • しかも理想が高いからはじめからムリな要求。
  • できっこないから全部ダメ出しされて、こどもは勇気をくじかれるしかない。

親子、上司部下など縦の人間関係で陥りやすい。

でも、これって親子では思いっきりやってしまいがちですよね。

ただ人間なのでパーフェクトはムリ。そこは、そういうときもある、とあきらめて自分へのハードルを下げましょう(笑)

あ、勇気くじきをしちゃったな・・・と意識できれば、逆に勇気づけも心掛けてみようと意識できますよね。

一番大事なのは、飾らずそのままの自分を正直に見せることなのかなと思います。

勇気づけ

こどもが課題に立ち向かっていける気持ちになれるよう援助する

勇気づけのことば

「ありがとう」「助かった」

ありがとうは、対等な横の関係。顔がひきつっても一度「ありがとう」と言ってみて!

自分が相手の役に立った、喜ばせることができた→自分に価値があると思える→自分が好きになる

「えらかったね」は上から目線、評価が入る上下関係。

 

さて、自分がこどもだったらどちらがいいですか?

① 対等に接してくれる大人

② 上下の関係で接してくる大人

 

勇気づけのベースは、相手に対する敬意、対等な人間関係だと思います。相手がこどもであれそれはまったく同じ、むしろこどもだからこそ対等に接したいものですね。

 

 

投稿者プロフィール

のぶ先生
のぶ先生
Bingo! Soroban School 責任者
そろばん教室でこどもたちと接するのが楽しくてたまりません。
自信を持って新しいことにどんどんチャレンジする子が一人でも多くなってほしいと願っています。
中学受験専門塾、中学高校受験塾の講師として15年あまりこどもたちに接したのち、紆余曲折を経て2013年ASOBO!、2016年そろばん教室を立ち上げる。2019年いしど式に加盟、全国珠算連盟認定教師。