先日、保護者のみなさんにこのテーマで相談させていただいたところ素敵な回答がたくさん寄せられて感激しました。こどもへの接し方、スタンスは、お子さんの性格や親子の関係性によって色々で学ぶことばかりです。こちらで共有させていただき、ぜひご参考いただければと思います。

相談内容

壁にぶつかって、難しい、できない、もうやだ、やめたい・・・
そういうときにこども自身で壁を乗り越えていくために私たちオトナは
どのようなサポートができるでしょうか?

以下、いただいた回答を個人に関係する部分のみ編集していますが、基本そのまま掲載しています。

回答その1

月並みかもしれませんが、「嫌われる勇気」を実践する、ですかね。

幼稚園時代、体格差などでなかなかスポーツの習い事でパスが回ってこない、鉄棒が上手くいかない、といって悩んでいるときがありましたが、体格はどうしたって変えられない、上手な人をたくさん観察して、こうなりたいな、尊敬する人を見つけるよう促していくと、上手くいくようになりました。

それ以来、以下を心がけています。

・何かを達成したいときは、こうなりたい、かっこいいお兄ちゃんやお姉ちゃん、スポーツ選手でもなんでもいいので、目標を定めるよう促す。→できないことをありのままに受け入れ、変えられないものと変えられるものに分けて考える。変えられるものに対して全力で取り組む。

・取り組んでいることに対して主体的に向上心を持って対応できる環境づくり
劣等コンプレックスさんからの隔離(どうせ自分(子)なんて、、、みんな同じであるべき、、、いつも一緒に、だよね!、、、遊びなんだから本気出さなくても、、、のような考えを求めてこられる)、私は私、人は人、羽をはばたかせて自分らしく、自分のペースで。対等な人間関係の構築。人間関係の断捨離、時短にもつながる。
縦を意識させるのではなく、横、自分自身、対等な向上心ある仲間を意識させる。

・好きなもの、関心のあるものにはサポートを惜しまない。(本を買ってあげるとか)

・親にも目標とするものがあり、達成しようとしているものがあることを示す。私の場合は今後の糧として取り組んでいるものがいくつかあり、それについて失敗、成功についても隠さず話す。親も1個人であり、人生があることを伝える。

 

す、すごい。これは、そのまんま大人への処方箋になりますね!
幼児でもかなり難しい概念わかるんですよね。お母様がこどもを子ども扱いされていない、対等な関係でいらっしゃることがとてもよく作用しているんだろうなと感じます。ちょっとまとめてみると

① あこがれ、目標の人を持つ
② 自分が変えられるものと変えられないものを区別、変えられるものに集中する。
③ 人は人、自分は自分。同調圧力への対処法。
④ 好き、興味あるものはどんどんサポート
⑤ 親も目標・達成に向けて取り組んでいることを話す

本質がぎゅっと凝縮されてて感動でした。しかも相談のメールをお送りしたらなんと即レスでした。
きっと常に考えて実践され続けていらっしゃるんですよね。脱帽です!

 

回答その2

個人的な経験からの考察ですが、実はドイツに来るまでの各国にて、子供達(3歳~中学性)にもお料理を教えていました。
私にとっては”子供はどの子も天才!”で、勿論、障害、病気の状態、その時の気分などにも左右されますが、”かかわる大人によって子供はどんどん変わる”とも思っています。
(”全ては大人のせい”とも捉えることが出来ます。)

子供を伸ばす為には、その個々に合った対応が必須ですし、のぶ先生の仰るようにゲーム感覚で楽しめれば何でもどんどん吸収してくれると私も感じています。

”嫌いなものが食べられるようになった!”
”包丁は危ないから。。と家では持たせてもらえなかったけれど、レッスンで先生の’切れる’包丁で切らせてもらえた!”
”揚げ物を初めて自分で揚げた!”
”大きくなったらコックさんになりたい!”

などなど、”あなたはまだ出来ない&やったらダメ”と思っていたり言われていた事が、”やらせてもらえた!自分で出来た!”になり、そして自信に変わる場面を多々見てみました。

ですので、私個人の考えですが、何でもまずはやらせてあげる(危ないことも、モラル的にダメな事も)。
例えば、どうして他人の庭の塀に登ったらダメかなどの常識的観測についてもですが、そこから自分で考え、学べる事は沢山あると思います。

加えてお料理レッスンでは、ナイフ・フォークや、陶器磁気の食器、繊細な紙細工、ガラスのグラスなどもバンバン使ってもらいました。
10年近くレッスンをしてまいりましたが、その間それらの物を子供が割ったのは、たった1度だけでした。
(自分が使った食器を片付ける際に、小4の子がテーブルに強く置き過ぎて割れただけです。)

どんなに小さな子供でも大きな子供でも、自分で考えて行動させ、失敗を恐れない&怒らない(寧ろ、努力を誉める)、その子供の良いところを他の皆をも巻き込んでアピールして喜んで、皆でプラスになる雰囲気を作れればいいかなあ~と考えています。

 

ホント、共感することだらけです!
素敵な先生ですね~食器のお話、本当に素晴らしいですね!
食器とこどもだったらこどもの方が遥かに大事ですもんね。
こどもへの揺るぎない信頼を感じました。

① こどもはどの子も天才!
② 大人の関りの大きさ
③ なんでもやらせてあげる(やってみる)
④ 自分で考えて行動
⑤ 失敗のときに努力をほめる
⑥ 他の子も巻き込む

 

回答その3

子供が壁にぶち当たった時…
上の子は中学生になりコロナ自粛期間に今までにはなかった変調というのでしょうか❓ありました。
中学生になり勉強も難しくなり、学校にはいけない、友達に会えない、毎日私に宿題やりなさいとガミガミいわれ…

やらなきゃと思う反面、やる気分になれないと本人が言っていました。
環境って大事だなと思いました、学校でみんなで学ぶことの大事さ、自分一人ではやはり気分が乗らないのだと。
オンラインゲームで友達と繋がり話しながらゲームをやり心落ち着かせる感じでしたがゲームの長いこと‼️
私はゲームばかりやってるのでイライラしていましたが低迷していたときは好きなことをやらせていました。
自分でやらないといけないということはわかっていましたから。

下の子(小学校中学年)は、でーきないー‼️無理ー‼️と発狂しながら転がりまわり私の話など全く聞く余地もないのでアイスクリームでも食べさせて魔法かけてあげるとか変なことしてます。「もうあなたはあなたではない」と。
笑いながらもう一度、一緒にやろうなどと促したりしたり、お母さんもできない、難しいこと頑張ってるねなど。

自分で解決できるようになる年齢はいつなのでしょうね。

 

お子さんのキャラが兄弟で全然ちがうので、対応も全然ちがってくるんですね。
① 低迷時は、好きなことをやってみる
② ときにふざけてごっこ遊びでファンタジーの世界に入ってみる

母親業って難しい!それを365日無休でされているお母さまにはホント頭上がりません。
こどもって、今、ここしか生きてないところがあるので、
こどもの個性×今、ここの状況 に応じての対応って難問の連続。
ときにオトナの対応、ときにこどもになってふざけて遊んで。
素敵ですね~
子育てって実はすごい内面磨きですね。

 

回答その4

壁にぶつかり、できない、やめたい時ですね。
我が家では自粛生活からですが、
算数、理科、社会は父親が。
英語、バイオリン、そろばんは母親がサポートしています。

分からずパニックになりギャーギャー騒ぐ時もとにかく分からないところは最後まで説明(もしくは練習)をします。

一晩寝かせます笑

次の日分からなかった問題を解いてみる

正解したら褒めてみる

理解して解いた場合は一緒に本人も喜びます。うちの子の性格では、理解せず適当にやって正解した場合は「適当にやったんだよ~」と申告してきます。

もう一度説明

問題を解く

一緒にいないとしないので、横についていることがほとんどです。バイオリンは特に新しい曲になると初日は泣き叫びますが、できない日が続くよりなるべくすぐできたと思ってもらいたいので、初日はここまでやれば明日の練習は楽になるだろうと感じるところまで練習させています。

そろばんは私ができないので、動画を見たりして挑戦しますが、分からない場合は先生に教えてもらうまで他の分かる問題を練習しています。検定前は毎日取り組んでいます。級が上がっていくのが楽しみなようです。

英語は英検あるよ、受ける?と聞くと受けたいと答えるので、英語の習い事とは別に1年に数ヶ月、集中的に英語を勉強しています。日頃の成果の発揮場所となっているようで、級が上がるのが楽しみなようです。試験がいいメリハリになっています。

どれもそうですが、分からなくなると泣き叫ぶので、どうしようもない時はもう辞めてしまいなさいと言ってます。(まだ低学年なので言いますが、高学年は勉強を続けてもらわないといけないので変わりになる言葉を模索中です。)すると、教えてほしい!できるまで付き合って!と変わってくるので、一緒に取り組んでいます。
参考になるかは分かりませんが、とにかく親も根気がいります…。

 

ご夫婦で分業、素敵ですね~
こどもは今、ここ、そして気分はジェットコースターのように激しくアップダウンしますよね。
まさに、寝たらなぜかできるようになってた、ほかのことやったらなぜかできるようになった、ということが結構あるのが面白いところです。
もちろんその逆もあるのですが(笑)
本人の「できるようになりたい」「成長したい」という意欲とそれをサポートしてくれる、一緒にやってくれる安心、
そして「できるまで付き合って!」という気持ちが出てくるのもそれまでの積み重ねがあるからなのかもしれないですね。
いつもお目々キラキラで参加してくれてるのもご家庭の温かいサポートのおかげと思います。ありがとうございます!

① 困っているところをサポート
② とりあえず寝る
③ もう一度確認
④ 「できない」が「できる」になって一緒に喜ぶ
⑤ ときに突き放す?

 

まだまだたくさんいただいたのですが、長くなりすぎるのでまた別途投稿いたします。

最後にこんな言葉をご紹介しますね。

Kites rise highest against the wind – not with it.

「凧が一番高く上がるのは、風に向かっている時である。風に流されている時ではない。」
by Winston Churchill(ウィンストン・チャーチル)

行き詰っているときにこそ、力を蓄えているんですね。高く跳ぶためにはいったんかがむように。

ご家庭、お子さんそれぞれ違いますが、ベースの大切な原理は共通していると思います。ぜひ、ご参考に、応用アレンジして役立てていただければと思います。また、ぜひ感想、コメント等いただければ大変ありがたいです。そろばん教室のメール宛にお願いいたします!

 

投稿者プロフィール

のぶ先生
のぶ先生
Bingo! Soroban School 責任者
そろばん教室でこどもたちと接するのが楽しくてたまりません。
自分に自信を持って新しいことにどんどんチャレンジする子が一人でも多くなってほしいと願っています。
学習塾講師から紆余曲折を経て2013年ASOBO!を立ち上げ、2016年そろばん教室立ち上げる。2019年いしど式に加盟、全国珠算連盟認定教師。