そろばん・暗算が停滞気味でやる気を失い、「やめたい」という子ももちろんいます。

日本で研修を受けたときに、ベテランの素晴らしい先生にうかがったこと。

「一番大切にしていることは何でしょうか?」

答えはとても意外なものでした。

「生徒がやめるとき、やめ方です」

一番大切なこと

そろばんを永遠に続ける人はまずいません。どこかのタイミングで、自分の意志で区切りをつけてやめます。

そろばんをやめたあとに、子どもの中に残るもの。

例えば「1級を取る」という目標を達成してポジティブに「卒業」するのか、「できなかった」という思いを持ちながらネガティブにやめるのか。

「そこをよくこどもと話して、この目標を達成して卒業しようよ、と言ってます。ここをやめたあとも、やりきったという自信を持ち続けてもらいたい」
深く胸に残る言葉でした。

そして、実際に

そして、同じ情況はもちろんやってきます。
楽しくてたまらないという感じで励んでいた子でしたが、楽しくない、やる気が起きない、やめる、とのこと。

本人とよく話して、そのことはすごく納得した様子。
低学年の子でもこういうことはちゃんとわかります。
暗算3級合格して、区切り、卒業にしよう、ということになりました。

変化

このことが本人にはとても嬉しかったようです、とお母様から。途端、また楽しくて夢中だったころの彼に戻りました。
満点も叩き出すようになってこれにはホントにビックリ!

正直暗算3級はかなり高いハードルで、賭けでもあったのですが、楽しんでいるときのこどもの可能性、本当にすごいです。感動します。

私(のぶ先生)ではなく、ゆき先生に見てもらっているのですが、毎回嬉しい報告に感激してます。

一番大切なことを教えてくださった高橋先生、ありがとうございます!

本番は水もの。実力的には十分合格できる力を持っていても、本番で失敗するケースもあります。

当然ですが、絶対に合格して満面の笑顔を見たいと心から思っています。が、結果に関わらず、彼の中でネガティブなところから自分の力でそれまで以上の高みまで上ったという大きな自信、気持ちが変わればこんなにも行動が変わり、見える景色も未来も自分で変えることができるという経験を宝物にしてほしいと思います!

投稿者プロフィール

山片 重信
山片 重信
Bingo! Soroban School 責任者
そろばん教室でこどもたちと接するのが楽しくてたまりません。
自分に自信を持って新しいことにどんどんチャレンジする子が一人でも多くなってほしいと願っています。
学習塾講師から紆余曲折を経て2013年ASOBO!を立ち上げ、2016年そろばん教室立ち上げる。2019年いしど式に加盟、全国珠算連盟認定教師。