学生に「毒」を与えるのが、教育者の仕事

衝撃的なタイトルですね・・・
立命館アジア太平洋大学学長の出口治明さんとスタンフォード大学オンラインハイスクール創立者・現校長の星友啓先生の対談を読みました。

魚を与えるのか、魚の釣り方を教えるのか、つりざおのつくり方から教えるのか。

即席で人間はつくれない。ファーストフードならぬファースト人間なんて、イヤですよね(笑)

目の前の結果を焦らずにじっくり深めると未来の質が変わる。種まいて芽が出てくるまで我慢して。もっと言えば、育つ環境、土壌から。

さて、記事の中にいくつも毒が盛られた光る言葉が出てきたので紹介しますね。

知ることの危険性、教えることの危険性

 

「知ることの危険性、教えることの危険性を肝に銘じてください」
「あまりに効果的に教えてしまうと、それで終わってしまう。丁寧に教えすぎないほうが、生徒の探究心ややる気が高まる」
「大学がやるべきことは、教えることではない。多様な学生のニーズに応えて、その背中を押すことだ」

幼児・小学生の場合はまた少し違いますが、それでもこの考え方がベースにないと、「教えてもらわないと学べない」「待ってれば教えてくれる」マインドを育てかねません。

現代に必要なマインドセット 「教わる」から「学ぶ」へ

 

教わることへの依存体質になってしまう危険がいっぱいあります!

社会に出たときに、そんななんでも教えてくれるわけではないですよね。
自分から学びにいかないと。

自ら学んでいく人は周りも喜んで助けてくれます。

天は自ら助くるものを助くのことわざ通り。
そして現代は、20年前とちがっていくらでも自分で調べて学べる時代になっているのです。

にもかかわらず、

やったことないからできません・・・
教わってないからできません・・・

このマインドのオトナでいたら、本人が困るのです。

その場合に一番親切な言葉は、「ググれば?」
今や「ググる」も死語になりつつあります。YouTubeで検索したら丁寧な解説がいくらでも出てきます。

ワタシ教えてもらわないとできません・・・という言葉を発することが、オトナとして非常に恥ずかしい時代になっています。

親切に教えることのデメリットが、こうしたマインドを助長してしまうこと。
これは常に危機意識を持って子どもに接したいものです。

花には香り、本には毒を

 

「花には香り、本には毒を」(現代思潮社キャッチフレーズ)
『教育も本と同じで、「何か、心に引っかかるものを残す」ことが大事』

落とし穴

何かひっかかる、そして考え続ける。
強烈に面白い、もっとやりたい、でもいいと思います。

夢中でやる=めちゃくちゃ頭を使う。脳を鍛えてる。

ただ、面白いは大事ですが教育がエンタメ消費に終わることも多々あります。
あー、面白かった。オワリ。何もひっかかるものが残らない。
これ、結構落とし穴。

エンタメコンテンツ消費するのはよいとしても、生産・創造する人を育てたい。

なぜ?なぜ?なぜ?

 

面白い女性起業家の話。
「真空パック」って、ありますよね。「真空だから空気はない」と思い込んでいた私に、母が「本当は真空じゃないんだけどね」と言ったのです。
「世間はそういうかもしれないけれど、本当は違うんだよね」

詳しくはリンク先の記事をどうぞ!
https://diamond.jp/articles/-/248803

 

投稿者プロフィール

のぶ先生
のぶ先生
Bingo! Soroban School 責任者
そろばん教室でこどもたちと接するのが楽しくてたまりません。
自分に自信を持って新しいことにどんどんチャレンジする子が一人でも多くなってほしいと願っています。
学習塾講師から紆余曲折を経て2013年ASOBO!を立ち上げ、2016年そろばん教室立ち上げる。2019年いしど式に加盟、全国珠算連盟認定教師。