鬼滅の刃 無限城編、ドイツでも公開されましたね!
のぶ先生は8月初めに観に行って号泣してきました〜
日本の漫画やアニメは本当に内容が深く、哲学宇宙観をもとに構築されているので、大人が読むとメタファーとしても非常に味わい深いですね。
そして、子どもたちの「生きる力」を育む言葉に満ち溢れています。
主人公や登場人物に自分を重ねて、なりきって、大事な時に思い出して欲しい鬼滅の名言5選を紹介します。(ほんとはもっともっといっぱいあるけど・・・)
全集中、水の呼吸!
教室でも「全集中」と声をかけるだけで空気が一変します。子どもたちは一瞬で炭治郎になりきって超集中モードに入ってくれます。
先生にとってこんなに強力な言葉はないかも。ありがとう〜〜〜
そして、「呼吸」を意識するというのもまた素晴らしい!
ここぞというときに「全集中」、どんどん使ってパワーアップしていきましょう!
余談:ちなみにのぶ先生が小学生の頃、男の子は50m走のタイムに命を懸けていた時代。密かにサイボーグ009の「加速装置」を使ってました😅走る時はだいたい中盤から「加速装置!」と叫ぶと本当に速くなった気分・・・子どもって単純なのですぐになりきります。(え?自分だけ?)
心を燃やせ!限界を超えろ!
煉獄さーん・・・涙なしには観られない煉獄さんの最後の戦いと最後の言葉。
これは猗窩座との戦いの最中に発した、自身を鼓舞する言葉です。
無理かもしれない、と思いそうな自分を奮い立たせ、限界を超えて火事場の馬鹿力を発揮する。これは、実際にもよく起こることです。
人間の体は不思議なもので、脳内ホルモンはものすごい力を秘めています。
のぶ先生が大学生の時、高校サッカー部のOBチームで3日間の大会遠征に行った時のこと。
なぜか遠征先で2日目から右足のすねがズキズキ痛んで歩くのもきつい、強いボールを右足で受けたら激痛が走る、そもそも足を心臓より低い位置にしているだけで痛む状態になってしまいました。
しかし!遠征人数はなんと11人・・・つまり、全員が出場しなくてはいけないという・・・
しかたないのでピッチに立つと不思議。走れるではないですか!痛くないではないですか!ボールを蹴れるではないですか!
しかし、試合が終わるとまた激痛・・・
試合中、腹をくくったらアドレナリンとか脳内モルヒネのようなものがドバドバ出てたんでしょうね。
自分が思っている「限界」って、本当の限界よりも随分低いところにつくってしまってます。
限界は、自分がつくるもの。壊すのも自分。限界を自分で超えて本当のポテンシャルを引き出していきたいですね!
考えろ!考えろ!
炭治郎は、何度も絶体絶命のピンチに立たされます。ときに仲間が間一髪で助けてくれたり、ときには自力で打開しながら、鬼と戦う中で強くなっていきます。
「考えろ!」は何度も何度も出てきます。絶体絶命のピンチでも「ムリ」とか「ダメだ」とか言わず、決して諦めません。
どうすればこの状況を打開できるか、敵の弱点は何か?敵の強さはどこにあるのか?その裏をつくにはどうしたらよいのか?
戦いながら頭をフル回転させて謎解き。猗窩座との戦闘最中に考え抜いて、高い境地に達した炭治郎は遂に・・・
これは本当に見習いたい!
うまくいかないとき、くじけそうな時、炭治郎の「考えろ!」を唱えてみよう。
「できない理由」は誰でも何個でも簡単に口をついて出てきます。これは全然考えていない証拠。
「どうやったらできるか」を考えるのです。
胸を張って生きろ 己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと
煉獄さんが死の間際に炭治郎たちに残した言葉。。。
胸を張って生きろ
己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと心を燃やせ、歯を食いしばって前を向け
君が足を止めてうずくまっても 時間の流れは止まってはくれない
共に寄り添って悲しんではくれない
今の時代、この真逆ですよね?
それではダメなんじゃないかってどこかでみんな思ってるのでは?
人生にはよいときも悪い時も必ず訪れます。
最後の1行が重く響きます。
裏が出ても表が出るまで何度でも投げ続けようと思ってたから
自分の意思がなく、指示されたこと以外は全部どうでもいい、どうでもいいから自分で決められないというカナヲ。
指示されていないことはコインを投げて決めるという。
「カナヲは心の声が小さいんだろうな」と炭治郎。
コインを投げて表が出たら
「カナヲがこれから自分の心の声をよく聞くこと。カナヲは心のままに生きる」
という賭けを提案します。
一発目で表が出て、
「なんで表が出せたの?」
と問うカナヲに、炭治郎が答えた言葉です。
「偶然だよ」
「それに裏が出ても表が出るまで何度でも投げ続けようと思ってたから」
そう、これなんです!うまくいくまで何度でもやり直す。
しかもこれは、誰でも簡単にできること。
ぐちぐち言わず、ただやればいいだけ。
そもそも一発目でうまくやろうと思ってなければ、できるまでやるだけ。すべて予定通り。
失敗しても何にも心は傷まない。
そろばんの練習も、ほんとその積み重ねです。
投稿者プロフィール

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Bingo! Soroban School 責任者
そろばん教室でこどもたちと接するのが楽しくてたまりません。
自信を持って新しいことにどんどんチャレンジする子が一人でも多くなってほしいと願っています。
中学受験専門塾、中学高校受験塾の講師として15年あまりこどもたちに接したのち、紆余曲折を経て2013年ASOBO!、2016年そろばん教室を立ち上げる。2019年いしど式に加盟、全国珠算連盟認定教師。
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